審判(20)の結論:努力は無駄にならないカード
審判は「呼び覚まし」「よみがえり」を象徴するカード。
受験では「今まで積み重ねてきた努力が本番で力を発揮する」というサインです。
長い間がんばってきたことがムダになることはありません。必要な時にちゃんと呼び戻されます。
数字20の意味|過去と未来をつなぐ数
数字20は「2」と「0」でできています。
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2 … 関係・選択
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0 … 無限の可能性
このふたつが組み合わさることで「過去と未来をつなぎ、努力が結果として実る」ことを表しています。
つまり「過去のがんばりが未来をひらくカギになる」という、とても受験向きの数字なんです。
審判のシンボル解説
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天使のラッパ
「今こそ目覚めよ!」という合図。本番で力を出し切るチャンスを示します。 -
棺から出てくる人々
「再生」「復活」の象徴。眠っていた知識や経験がよみがえり、試験で役立ちます。 -
裸の人々
飾らず“ありのままの自分”で挑むことを意味します。小手先のテクニックではなく、本当の実力勝負のときです。
太陽(19)→審判(20)の流れ
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太陽(19) … 成功・合格・喜び。
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審判(20) … その成功を次のステージにつなげる。
受験にたとえると、模試での成果(太陽)を、本番でしっかり発揮する(審判)という流れです。
逆位置の審判|注意すべきこと
逆位置で出た場合は注意が必要です。
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過去の学びを活かせない
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決断が遅れてチャンスを逃す
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過去にこだわって前に進めない
でもこれは「危ない」ではなく「気をつけて!」というサイン。
「復習をやり直す」「タイミングを逃さない工夫をする」ことで十分に立て直せます。
そっくりなカード:恋人(6)と審判(20)の違い
構図は似ていますがテーマが違います。
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恋人(6) … 誰とつながるか、何を選ぶか。外側の選択。
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審判(20) … 過去を清算し、本当の自分で再出発。内側の目覚め。
服を着ている(恋人)と裸で描かれる(審判)の違いは「社会的な選択」と「魂からの再生」を表しています。
お母さんの受験お悩みQ&A ― タロット先生が答えます
Q1. 本番で子どもが力を出し切れないのではと不安です…
お母さん
「先生、受験本番になると緊張して、今までの努力が発揮できないんじゃないかって不安なんです。審判のカードには天使のラッパや人が描かれていますけど、これってどんな意味なんでしょうか?」
タロット先生
「ラッパは“目覚め”の象徴です。これまでの努力が一気に呼び覚まされるサインなんですよ。棺から出る人たちは“再生”。つまり、勉強してきたことが試験の時によみがえるという力強いメッセージなんです。」
Q2. 裸で描かれている人たちが気になります。意味はあるんですか?
お母さん
「カードの人たちが裸なのは、何か意味があるんですか?」
タロット先生
「はい。“飾らず、実力そのもので挑む”ことを示しています。受験本番はごまかしが通用しません。だからこそ、コツコツ積み上げた努力こそが一番の武器になるんです。」
Q3. もし審判のカードが逆位置で出たらどうなるんでしょう?
お母さん
「逆位置だったら……やっぱり良くないんですか?」
タロット先生
「逆位置は“注意して!”という警告です。過去の学びを活かさないままだと、力を出し切れないことがあります。でも復習をやり直せば大丈夫。むしろ改善のチャンスなんです。」
Q4. 努力は無駄にならないんでしょうか?
お母さん
「それを聞いて安心しました。でも本当に努力は無駄にならないんでしょうか?」
タロット先生
「はい、その通りです。審判のカードは“努力は必ず報われる”という、とても心強いメッセージなんですよ。だから、お子さんが今まで頑張ってきたことは、必ず力になってくれます。」
まとめ
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審判(20)=努力がよみがえり、結果につながるカード
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逆位置=注意のサイン。見直せば間に合う
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恋人(6)=外側の選択、審判(20)=内側の再生
受験生にとって審判は「これまでの努力が報われる瞬間」を告げる、とても力強いカードです。
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