高校受験の試験当日、親は子どもに付き添う必要はあるのでしょうか?
もうすぐ高校生になるのに、親が付き添うなんて過保護かも。
でも、試験会場まで何があるかわからないし心配だから付き添ってあげたい。
高校受験の親の付き添いのことで悩む方、多いのではないでしょうか?
この記事ではそんな親御さんのために次の4つについて詳しくお伝えします。
・高校受験に親の付き添いは必要なのか?
・高校受験に親はどこまで付き添えばいいのか?
・高校受験に親が付き添いする場合、どんな服装で行けばいいのか?
・高校受験に親が付き添いする場合、どんなことに注意すればいいのか?
是非、参考にしてみてください。
高校受験に親の付き添いは必要?
高校受験に親の付き添いは必要なのでしょうか?
付き添いの必要性はケースバイケースです。
ここでは必要な場合と、不要な場合についてそれぞれ説明します。
高校受験で親の付き添いが必要な場合
・高校受験会場が遠い、アクセスが悪い場合
・受験の日の天候が悪い場合
女子に多いと思いますが、お子さんによっては、親御さんと一緒にいることで安心する子もいます。
付き添ってあげることでお子さんの不安が和らぐのなら、「過保護かも。」などと余計な心配をする必要はありません。
一緒に行ってあげましょう。
また受験会場まで遠い場合や、乗換が多い場合も付き添った方がいいでしょう。
電車やバスに慣れないお子さんの場合、行き方を間違えてしまうこともあるからです。
特に朝は通勤ラッシュとも重なって、普段よりも緊張感が高まります。
一生に一度の大事な高校受験、こんなことで失敗してしまったら悔やんでも悔みきれません。
親御さんはお仕事で忙しいかもしれませんが、ここはお子さんのためになんとか都合をつけて付き添ってあげることをおすすめします。
天候が悪い日も交通機関の遅延が考えられます。
特に受験の時期は大雪が降ることも多く、交通トラブルは珍しいことではありません。
試験に間に合わないかもしれないと言った不安は、受験生にとってはかなりのストレスになります。
お子さんの不安を減らすためにも付き添ってあげる必要があるでしょう。
高校受験で親の付き添いが不要な場合
・受験会場が近くて歩いて行かれる。
・よく分かっている場所なので、迷う心配がない。
これらの場合は、特に親の付き添いは必要ないでしょう。
ただ、大雪などの天候不良の場合、お子さんが慣れない雪道で転倒してしまうリスクも考えられます。
親御さんが途中まででも一緒に付き添ってあげることで危険が回避できるかもしれません。
状況に応じて、付き添うべきかどうか判断するようにしましょう。
高校受験に親はどこまで付き添う?
高校受験に親が付き添う場合はどこまでがいいのでしょうか?
門までの送迎でいいのでしょうか?
それとも控室がある場合は、とりあえず控室まで行った方がいいのでしょうか?
初めての受験の場合は悩みますよね。
控室は主に私立高校で用意されているのですが、子どもの試験が終わるまでの間、親が待機するための場所になります。
こちらもケースバイケースなのですが、一般的に、親の付き添いは門までの送迎だけの場合が多いようです。
親の控室が用意されていても、子どもを学校の門まで見届けたらそのまま帰る。
迎えに行く場合は、再度親が出向いて会場の近くで待っているパターンです。
ただ、自宅が遠くてアクセスが大変だったり、天候が悪かったりなど、帰り道も一人では心配な場合は、試験が終わるまで控室を利用することをおすすめします。
心配ごとはなるべく取り除いてあげましょう。
高校受験に親が付き添いする場合の服装は?
高校受験に親が付き添いをする場合、親はどんな服装をすればいいのでしょうか?
スーツのようなカチッとした服装の方がいいのでしょうか?
それともラフな格好でも大丈夫なのでしょうか?
自分だけ浮いていたら・・と思うと不安になりますよね。
公立高校の場合は、多少カジュアルな服装であっても、問題はありませんが、私立高校で控室を利用する場合は注意が必要です。
私立高校の受験では会場に入ったら、親も子ども常に見られていると思って行動してください。
必ずしもスーツである必要はありませんが、ヨレヨレの服やジーンズ、派手で目立ちすぎる服装は避けた方がいいでしょう。
紺やグレー、ベージュなどを基調とした清潔感のある服装が好ましいですね。
バッグや靴も服装に合わせた落ち着いたテイストのものを選ぶことをおすすめします。
高校受験に親が付き添いする場合の注意点
高校受験に親が付き添う場合、具体的にどういったことに注意すればよいでしょうか?
まずは、親が受験に付き添ってもいいのかを、学校に確認しておくことが大切です。
なぜなら、学校によっては送迎禁止や付き添いが禁止の高校もあるからです。
学校のルールを守るように十分注意しましょう!
高校受験の付き添いは地域や高校によって全く異なります。
ネットでの情報は必ずしも参考になるとは限りません。
親の付き添いのことで悩んだら、どんなことでも中学校や塾に相談してみましょう。
過去の事例を教えてくれますよ。
控室での過ごし方も注意が必要です。
ママ友と控室で一緒になったりすると、つい緊張が緩んでおしゃべりしたくなりますよね。
保護者が控室でずっとおしゃべりに花を咲かせている姿は、あまりよい印象ではありません。
また待ち時間中、ずっとスマホで動画を見たり、ネットサーフィンをしたりすることも避けた方が無難でしょう。
控室では静かに読書をして過ごすのがおすすめです。
控室でも常に見られている、といった意識を持って行動しましょう。
さらに、受験当日、高校は新型コロナウイルスの感染予防にとても神経を使っています。
マスクをしていくのはもちろん、
大きな声で話をしない。密にならない。
など学校側の迷惑にならないように十分注意することも必要です。
まとめ
以上、高校受験での親の付き添いについて紹介しました。
まとめると次のようになります。
・高校受験の親の付き添いは必要な場合と、不要な場合があります。
子どもが付き添いを希望している、学校までのアクセスが悪い、天候が悪いといった場合は、親の付き添いは必要です。
また受験会場が近くて子どもが十分に一人で行かれる場合は親の付き添いは不要であると言えるでしょう。
ただ、受験会場が近くても大雪などの天候不良の場合は、状況に応じて親が付き添った方がよいでしょう。
・高校受験で親が送迎する場合、どこまでするべきかといった点については、門までの送迎であることが多いです。
ただ私立高校は控室が用意されていることがほとんどです。
受験生が一人で帰ることが心配な場合は、子どもと一緒に会場の中まで入って控室を利用しましょう。
・付き添う場合の親の服装は、公立高校の場合はさほど注意は必要ありませんが、私立高校の場合は、カジュアルすぎる服装はNGです。
特に控室を利用する場合は、紺やグレー、ベージュなどの落ち着いた色味の服装を心がけましょう。
・親が高校受験に付き添う場合、まずは学校が付き添いを許可しているかどうかを確認することが大切です。
学校のルールを守るように十分気をつけましょう。
さらには親同士のおしゃべりに花を咲かせてしまうのもよくありません。
控室では静かに過ごしましょう。
また新型コロナの感染予防対策のために、大きな声を出したり、密になったりしないように注意する必要があります。
色々述べてきましたが、高校受験の親の付き添いは高校や地域によっても様々です。
不安なことがあったら、学校や塾に相談すると安心できますよ。
この記事が高校受験の親の付き添いで悩んでいる方の参考になれたら嬉しいです。
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