高校受験を成功させるためには、問題集選びが非常に大事になります。
ただ、高校受験対策の問題集ってたくさん種類があって迷いますよね。
どうやって選んだらいいのでしょうか?
この記事では、高校受験のための問題集選びで悩んでいる受験生に向けて、次の2点を紹介しています。
・高校受験に選ぶべき問題集の選び方
・高校受験に選ぶべき5教科おすすめの人気問題集
是非、問題集選びの参考にしてみてください。
高校受験に選ぶべき問題集の選び方
高校受験の問題集の選び方には3つのポイントがあります。
このポイントを踏まえて問題集を選ぶことで、確実に成績は上がりますよ!
それぞれ紹介していきますね。
自分の志望校の偏差値にあった問題集を選ぶ
問題集の選び方で一番大切なのは、志望校の偏差値レベルに合った問題集を選ぶことです。
例えば、偏差値60 の子が簡単な基礎問題ばかりの問題集を使っても成績が上がることはありません。
具体的に言うとこのようになります。
・偏差値が55〜60 代前半なら応用問題が多い問題集
・偏差値65以上ならハイレベルな問題が多い問題集
だいたい問題集を見て、半分くらい解ける問題があるものを選ぶと効果的ですよ。
志望校のレベルに応じた問題集を選ぶようにしましょう。
解説が詳しいものを選ぶ
問題集を選ぶときは解説が詳しいものを選ぶようにしましょう。
なぜなら、間違えてしまった問題を見直すときに、解説が不十分だと正しい解答方法を調べる際に無駄に時間がかかってしまうからです。
効率よく勉強を進めるためは、解説が詳しい問題集を選ぶことが非常に大切です。
問題集は少なくていい
問題集はたくさんあればいいと言うものではありません。
各教科、一冊ずつでいいので、繰り返し解くことで成績アップにつながります。
たくさんの問題集に手を出してしまうと、あれもこれもとなってしまい中途半端になってしまいます。
選んだ一冊を完璧にすることを目指しましょう。
高校受験に選ぶべき問題集!5教科おすすめ人気問題集ランキング
高校受験対策におすすめの人気問題集を5教科別に紹介します。
問題集を選ぶときの参考にしてみてください。
高校受験に選ぶべき問題集【国語】
「解き方」がわかる国語 文章読解(高校入試 塾の先生が教えるシリーズ)(石関直子著)
この問題集の一番の特徴は、問題の数は少なめなのですが、解説が非常に丁寧に書かれているところにあります。
塾の先生でもある著者が,高校入試問題を論理的に解くためのポイントをわかりやすく解説。
この問題集をマスターすれば、入試本番で確実に得点できるようになっています。
解説が非常に分かりやすいので、国語に対して苦手意識のある受験生に特におすすめです。
逆に、国語の学力が高い受験生には少し簡単すぎるかもしれません。
国語の成績が不安定な中3生へ、受験対策として購入しました。
問題数は少なめなのに対し、解説のボリュームがすごいです!
一問ずつ考え方や解説が丁寧に書かれていて、テスト用のテクニックが養えます。
長文や読解が苦手な子供ですが、感想を聞いてみたところ、全ての解説に納得できたので自信が出てきたとのことでした。
国語読解【完全攻略】22の鉄則(高校受験【必携】ハンドブック)(福嶋隆史著)
この問題集は「問題」だけでなく「解説」も主となるように作られていて、非常に解説が詳しくて分かりやすいのが特徴です。
国語って、どうやって答えたらいいのか、今ひとつつかみどころがないイメージがありませんか?
この問題集は、設問のパターンごとに答え方を分かりやすく解説しているので、そんな不安を打ち破ってくれます。
難しい問題が中心なので、ある程度偏差値レベルの高い受験生におすすめです。
読解問題が苦手な受験生には、難しく感じるかもしれません。
今ではすっかり国語の方が偏差値がいい。狙い通りなので助かる。読解法の参考書なんてあるんだと思ったがとてもわかりやすいようで数回繰り返し、マスターしたそう。下の子にも使ってもらう予定。とてもコンパクトなサイズ感。
各出題パターン毎に、例題を用いて解法を紹介しています。
とても分かりやすいですが、中学生でこの本を読みこなせるのは、レベルの高い子かなと思います。要するにちょいと難しめ。
高校受験に選ぶべき問題集【数学】
中学校3年間の数学が一冊でしっかりわかる本(小杉拓也著)
中学で習う数学を短時間で総復習できる問題集です。
基礎問題が中心で、ページが見やすいことと、丁寧な解説で分かりやすいことが特徴です。
数学が苦手な受験生におすすめです。
大切なポイントをコンパクトな一冊にぎゅっと凝縮しているので、分厚い参考書で挫折してしまった人にもぴったりですよ。
考え方を順を追って示し、迷子の手を繋いで歩いている感じ。答えを書く欄が多いが間違いやすいところを上手くリードしており、小学校の計算ドリルのようだ、この学び方を身につければ新しい単元に入っても、どこに目を付け注目すれば良いかが分かってくるように思う。
数学の学び初めからつまづき、自分はできない、わからない。と思い込んでいる我が子に購入。
簡単に分かりやすい説明と問題なので、これならできる!とサクサクとやっています。
難しいワークだと、解けなくてやる気を失うのですが、そんな事もなく、勉強してくれます。
塾で教える高校入試 数学 塾技100(森圭示著)
Z会の現役塾講師による、塾でしか教わることができないとっておきの「塾技」を公開した問題集です。
入試の6割以上を占める「関数・図形」分野が充実しています。
解答が非常に詳しく解説されていることも特徴です。
また著者の運営サイトで無料補充問題も公開しており、合わせて活用することで無理なく学力が身につくように構成されているのも魅力です。
教科書以上の内容を扱っているため、難関校を目指す受験生におすすめ!
関数・図形問題を集中して勉強したい人にも役立つでしょう。
塾に行っていない息子にとっては、知らない解き方も多く、勉強になったと言っています。
もともと高い水準にある子が、さらに上を狙うために使うには良いかと思います。
解答にかなりのページを割いているため、問題の考え方や解法を読んで、自分で血肉にしていけるような、学習力が身についている子向けだと思いました。
塾で教えるマル秘テクニック的なものをきたいすると、ちょっと肩透かし食うかもです。
高校受験に選ぶべき問題集【英語】
【CD付】きちんとこれだけ公立高校入試対策問題特集 英語(旺文社)
中学校で習う文法事項が網羅されており、さらには公立高校入試で出題頻度の高い問題形式(長文・英作文・リスニング)を解説しています。
要点解説と練習問題は「標準レベル」に厳選し、標準問題を確実に解く力が身につくようになっています。
次のような方におすすめです!
・公立高校を第一志望にしている
・基本事項ならある程度は覚えている
・全範囲をまんべんなく解けるようになりたい
家庭教師の生徒さんに使っています。
気をつけてほしい問題が上手く入っていて、とても役立っています。
薄めの問題集ですが、一冊やり終えたら力がつきそうです。分かりやすく解説してあります。リスニング用のCDもついています。
中学 自由自在問題集 英語 基礎から難関校突破まで自由自在の実力をつけるスーパー問題集(受験研究社)
基礎から応用までの幅広いレベルの問題が精選されており、3段階に分けて収録されています。
一冊で基本レベル→標準レベル→応用レベルまでレベルアップすることが可能です。
別冊解答は丁寧に解説してあり、ボリューム満点。
基礎から応用まで全てを網羅しているので、どんなタイプの受験生にもおすすめです。
塾に行かずに学習を進めている受験生にもばっちり役に立ちます。
基礎レベルから難関校を目指している人にもイチ押しです!
子供の自主勉強の為に購入しましたが、悪戦苦闘しています。
進学校を目指す学生におすすめの問題集です。
高校生の子どもが、中学英語振り返り、基礎固めのために使っています。
他に、何冊かの問題集と比べてみましたが、「解答・解説」が丁寧で、問題は簡単すぎず、問題数は少なすぎず、やはり自由自在が一番良かったようです。
もし、基礎固めをしっかりやり直したくて、時間もそこそこかけられるのであれば、こちらの問題集は本当におすすめです。
高校受験に選ぶべき問題集【理科】
高校入試 入試問題で覚える一問一答 理科(旺文社)
過去問をもとにした一問一答式の問題集。
物理、化学、生物、地学の順に単元ごとにまとまっている暗記用問題集です。
付属の赤セルシートを使って、サクサク暗記できるようになっています。
理科の入試問題は暗記分野と計算分野に分かれています。
この問題集は暗記分野を短時間でマスターしたい受験生に向いています。
入試対策として直前の追い込みにはもってこいみたい。価格も安いと思います。
息子の高校受験の為の参考書として購入しました。 フィルムで隠し、何度でも復習できるので良いと感じました。 息子は志望校に合格したので良かったと思います。
全国高校入試問題正解 理科(旺文社)
2021年47都道府県の公立高校と主な国立、私立、高等専門学校の高校入試の問題と解答解説が掲載されています。
電話帳のように分厚い問題集です。
都道府県別、高校ごとに「出題傾向と対策」問題ごとに詳しい解き方が解説されていて、理科で高得点を取るためには必須の問題集です。
塾で買うことをおすすめされることが多いです。
公立高校の問題が特に充実しているので、公立高校を志望する受験生におすすめです。
中学3年生の夏以降、演習問題を数多くこなしたい人にもぴったりですよ。
高校受験の準備として購入。
塾でも家でも使いました。少しづつ力がついていると実感しています。実力テストでもいい点が取れましたよ。
高校受験に選ぶべき問題集【社会】
高校入試 入試問題で覚える一問一答 社会(旺文社)
過去問をもとにした一問一答形式の暗記対策用の問題集。
付属の赤のセルシートを使って、試験に出やすい重要事項を効率的に暗記できますよ。
ハンディタイプなので、持ち運びがしやすく隙間時間を利用しての学習にもピッタリです。
社会の暗記が苦手な人に特におすすめです。
受験直前の最終チェック用の教材を探している人にもいいですね。
入試の二ヶ月前に苦し紛れに買った数冊の中の一つですが、ツボにハマったようで本当に買って娘に感謝されました。
苦手な社会がスッキリ整理できて模試の出来もグッと良くなりました。志望校にも無事合格できました。
友達も真似して買ってた(笑)というくらい分かりやすいようです。
社会苦手になる前に買っておいたらよかった、といまでは思いますが。
使いやすくてわかりやすくと思います。一冊あると便利です。
高校入試「解き方」が身につく問題集 社会(旺文社)
公立高校社会の入試問題は、暗記問題ばかりではなく、資料や表を読み取って自分で考える問題が増えてきています。
そんな思考力が試される問題の解き方に焦点を当てた問題集になっています。
図表や資料を読みとる問題をマスターしたい人におすすめです。
また暗記以上の問題をマスターし、より高い点数をとりたい人、他の受験生と差をつけたい人に向いています。
今期受験を控える中3の子供に購入しました。とても分かりやすいとのことです。
使いやすかったです。受験勉強の補充役としてうまく活用できました。
まとめ
高校受験のための問題集選びで悩んでいる受験生に向けて
次の2点について紹介しました。
・高校受験に選ぶべき問題集の選び方
・高校受験に選ぶべき5教科おすすめの人気問題集
問題集の選び方のポイントは次の3つ。
①自分の志望校の偏差値にあった問題集を選ぶ
②解説が詳しいものを選ぶ
③問題集は少なくていい。一冊でいいのでしっかり解く。
さらに高校受験に選ぶべきおすすめの問題集を5教科分紹介しました。
高校受験は不安なことも多いですよね。
でも大丈夫です。
自分にあった問題集を選んで、繰り返し解いていきましょう。
きっと志望校への合格につながりますよ。
是非、問題集選びの参考にしてみてください。
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